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株式会社マルシメ
代表取締役社長 遠藤 宗一郎さん

株式会社マルシメは、中途入社の社員を多数採用しています。
2015年1月に入社した就職氷河期世代の社員、遠田康貴さんの採用について、代表取締役社長の遠藤宗一郎さんにお話を伺いました。

採用のきっかけ

若いメンバーを集めて会社の考え方を改革

EC(インターネットでの商品販売)を新規事業として始めようとしていて、人員を増強しようとしていたタイミングでした。
会社自体も方針転換をして変わっていこうとしている時期だったので、若いメンバーを集めて会社の考え方を改革しようと考えていて、そのときに採用したメンバーの一人です。
僕の考え方をしっかり理解してもらってから既存の組織に入れることで、社内の環境を整備していきました。
今は、店舗のエリアマネージャーとして売場を任せていますし、バイヤー(商品の買い付け)も務めてもらっています。

氷河期世代を採用するメリット

たまたま新卒の時にうまく就職できなかっただけ

僕自身も就職氷河期で大変苦労したことも関係するかもしれないですが、氷河期世代が他の世代に比べて劣っているとは全く思っていなくて、たまたま新卒の時にうまく就職できなかっただけで、もったいないですよね。

会社の業績のことを考えて動いてくれる

氷河期世代はもともと苦労しているから、他の世代よりも忠誠心が高いのか、結果を出したいっていう気持ちが強いかもしれない。 幹部やバイヤーはこの世代が多いです。会社の業績にコミットするスタッフが他の世代よりも多くて、会社の業績のことを考えて動いてくれる、そういうスタッフに恵まれていると思います。

採用にあたって心がけていること

その人に向いている仕事を作っていく

以前は小売の経験があるかどうかを重視して採用していましたが、今は小売の経験がなくても人となりが良ければ採用するようにしていて、その人に向いている仕事を作っていくこともしています。

時間をしっかり作ってコミュニケーション

採用のときは、スキルも大事ですが、最後は熱意ややる気があるか、自分の中に芯をしっかり持っているかというのが大きいと思います。
中途採用の社員は、スキルが高くてもうまく組織に馴染めないことになってしまうと、どちらにとっても良くないので、世間話をしたり一緒にお酒を飲んだりして、時間をしっかり作ってコミュニケーションするようにしています。

今後の展望

現場の方が、情報が速い。情報を検索して消費者のニーズをとらえる

昔の小売は、問屋さんが持ってきたものをただ売っていればよかったのが、今はそうじゃないですね。現場の方が、情報が速い。情報を検索して消費者のニーズをとらえることができなければ厳しいです。

彼(遠田さん)みたいな人材はすごくありがたくて、自分で課題を見つけて解決に向けて取り組んだり、実際に現場で起きていることを解決していったりっていうところが、やる気やスキルを含めて、今の役割にピッタリだと感じています。
これからはどういう業態がお客様から望まれるか、世の中の流れを見ながら最先端の情報を収集して、その方向に向けて社員もアジャストさせていかなければいけない。さらなる活躍の舞台を用意して次の世代のリーダーを作るように、会社のあり方も色々と構想しています。

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会社概要

会社名/株式会社マルシメ
代表者/代表取締役 遠藤宗一郎
本社住所/〒019-0505 秋田県横手市十文字町仁井田字東22-1
設立/昭和36年7月13日
事業内容/食料品・衣料品・日用雑貨・住関連商品等の販売、飲食店の経営、冠婚葬祭・各種宴会等の会場運営、住宅の販売、自動車並びに自動車部品・付属品及び工具の販売

氷河期世代へのインタビューは、
こちらをご覧ください。

働く人インタビュー
「株式会社マルシメ」